地域医療連携推進法人 東近江メディカルケアネットワーク

代表挨拶

代表理事

代表理事 小椋 正清

「東近江メディカルケアネットワーク」は、東近江医療圏域の高度化をめざすことにより、地域住民に質の高い医療を提供することを目的として、医療機関相互間の連携や介護事業を効率的に推進するために必要な医療連携推進業務を行うとともに、将来にわたり持続可能で強固な医療体制の構築に向けて、3市町(東近江市、日野町、竜王町)、東近江医師会、医療法人、学校法人や個人などの11団体が参加する地域医療連携推進法人として令和4年4月に発足しました。

当法人は、滋賀県内では3例目、行政主導での設立は県下初となります。個々の医療機関の特性を最大限にいかしつつ、医療機関相互の連携を図るとともに、医療や介護従事者の育成を行う学校法人が参画することで、将来にわたり安定的な医療や介護人材の確保につながるものと考えております。

大都市にある単体の大型建築物の医療機関ではなく、それぞれの医療機関が有する特性をいかした、医療圏域内に分散する形態となる『地域で創る総合病院』を目指し取り組んでまいります。今後とも関係各位の御支援と御協力をお願い申し上げます。

理念

東近江メディカルケアネットワークは、医療連携推進方針に基づき、東近江市、近江八幡市、蒲生郡日野町及び蒲生郡竜王町における地域医療構想の達成及び地域包括ケアシステムの構築と、地域住民に対して質の高い効率的な医療提供体制の確保をめざしています。

設立の趣旨

1.趣旨
現在、東近江地域での医療は、人口減少及び少子高齢化の進行による患者数の減少と、慢性的な医師不足等による医療体制の弱体化が危惧されています。
このような中、圏域内各医療機関の体質強化を図るとともに、将来にわたり持続可能で強固な東近江地域の医療体制の構築に向け、国が推奨する「地域医療連携推進法人」制度に圏域内の医療機関等が連携して取り組もうとするものです。
2.制度の概要
同制度は、平成29年度に新設された制度で、地域医療構想を達成するため複数の医療機関等が医療連携推進を行う一般社団法人を設立し、地域でより質が高く効率的な医療提供体制を構築することを推奨しているものであり、県内ではすでに2つの地域で連携法人制度がスタートしています。
3.医療連携推進区域
東近江市、近江八幡市、蒲生郡日野町、蒲生郡竜王町(東近江保健医療圏)
4.参加法人等
東近江市  蒲生郡日野町  蒲生郡竜王町  一般社団法人東近江医師会   医療法人社団昴会  医療法人敬愛会  医療法人社団幸信会   医療法人滋賀家庭医療学センター  岡診療所   学校法人滋賀学園  学校法人藍野大学